大西貴也監督第2作「イワモト余命一か月~一人ぼっちのおんがくかい」が,9月2日(金)イオンシネマ岡山で上映されます。
19時30分開場20時45分終了 前売り1000円
一刻堂で若いカップルが別れ話をしにきて,コーヒーを注文するシーンを撮ることに。
撮影直前に貴也監督から「コーヒーを淹れる所を撮らせてほしい」といわれました。出るのは、手だけと言っていたのに、どうやらそうではないらしい。カップル役の二人を前にコーヒーを入れたのですが、いつもどおりにつもりが…。画面には映っていませんが、私の大変なポカが隠れているのです。ふたりは一切動揺を顔に出すことなく演技しており、幸い撮り直しを言い渡されることなく、ロケは無事、終了しました。
「はい。お疲れ」
監督の声と同時に、ふたりから
「あれはなんだったのですか」
声を揃えて聞かれました。
「ジンジャトーストとメニューにあるけれど、まさか紅ショウガをのせるとは」
いえいえ、うちのジンジャトーストは、パンにバターをぬり、ジンジャジャムをのせるのです。
「あれは、クラッカーにジャムをのせるつもりが、間違えて同じ形の紅ショウガのビンを出していたのに気がついて、そっと入れ替えに冷蔵庫に行ったんです」
監督は気がつかないまま。私たちは大爆笑。長いシーンが合格になったことを喜びました。
一刻堂には、いろいろな方がご来店になりますが、ロケは初めて。若い監督とその仲間たちの苦心の作、ぜひご覧ください。
当店でも前売り券扱っております。試写はしていませんので、自分のうつり具合が気になりますが…。
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