「地球交響曲第八番」上映会は出かける日9月21日。午前中鑑賞。一緒に見た人たちと簡単な昼食を摂りながら交流し、2時半のバスで大阪に向かう。こんな旅の始まりだった。
鳥居をくぐると、大きなテントが張ってあった。机の上にたくさんのチラシ。「あ、この映画見ました」いうと係りの人が「監督さんがトークされています。急いで上がってください」声をかけてくれた。
能舞台の上には一昨日見た人たち。天河の宮司さん、能面打の見市さん、バイオリン製作者の中澤さんと奏者でお連れ合いのきみ子さん、そして始めてみる顔は監督さん。出会ってしまった!余りの偶然に唖然!最後の30分ほどだが、興味深く楽しく拝聴した。
樹の精霊に出会う、というとすぐにスピリッツアルなことばかり連想し、否定的にとらえる人がいる。見市さんの話は科学的だ。広葉落葉樹の生きのびるための知恵と力を永年、樹と格闘してきた彫り師が木目を観察してとらえ、掘ってみて考察して導き出した手応えだ。熟練した者のみが知っている。広葉落葉樹は真っ直ぐに育った針葉樹に比べて掘りにくいが、やってみると掘りやすい。自分の手が針葉樹に慣れていただけだ…というようなことを語っておられた。落葉樹は葉を落とし、土に帰って養分となり、海にも栄養をもたらすばかりか、生きようとする彼らの進化は光を求めて伸びようとして、複雑に伸びた幹や枝にもその進化のすごさがあると。深い話であった。
次回は精霊の声を聞くの部。
各地で上映会が予定されているようです。何枚かいただいて友だちに送りました。一番近い上映会は9月26日(土)神奈川県秦野市はだの上映委員会に問い合わせてください。TEL08055566950 たくさんの人が地球の平和を祈るように |
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