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絵本や児童文学には何歳向きなどという区切りはないものと思います。ただ、こういう世代にはぜひ読んでもらいたいと書き手として、売り手として、思うところはあります。そんな本を紹介します。
「自由の国平等の国」ロゼッタストーン 小川仁志著 哲学者が書いた小説です。親子で読んで討論してください。
「はみだす力スプツニ子」宝島社 スプツニ子著 もちろん筆名 マサチューセッツ工科大学助教が28歳にして書いた「自由に生きる」ヒント 現在32歳
年齢差から現在の状況と私たちの頃との差があることは感じました。かつてより若者を縛る箍は緩んできているものの、深化している面もある。気になる点があるのはこちらが「古い」からなのか。これは突き付けられた課題。それでも同感!とお薦めするのは、世代を超えた、人として生きる基本をしっかりとらえているところです。
何を残すのかは、「古い」世代の責任。未来を拓くのは生きている者すべての課題。未来を創るのは若い世代の力。はみだす力に期待する。
「いのちの祝祭」のんのん文庫 むらかみよしこ どこでも手に入る本ではありません。新見市立猪風来美術館でお求めください。タペストリーの作品を挿絵に詩のようなやさしく懐かしい文。未来の有り様を思い描くとき、人としての歴史をふり返らずにはいられない。この本は、作者から進呈されたものです。みなさんに見ていただきたくて、非売品にしています。
同筆者の「地上の羽衣を縫う女」は販売しております。
親子、夫婦、家族で同じ本を読んで、会話されることをおすすめします。
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