2017年12月12日火曜日

成道会終わる

 昨年初めてお会いした佐々井上人の13年前の映像です。
 69歳、まさに闘う仏教の生き様をみました。生き方を求めてタイ、インドの修行の後に、行きついたインドは釈迦の教えの衰退した釈迦の生まれ故郷でした。
 もともとヒンズー教徒だったアンベードカル博士(彼は不可触賤民出身だった)の大改宗運動や博士の仏教に出会い、遺志を受け継いだ上人を日本に初めて紹介した映像でした。一刻堂で昨年初めて見たのは、3,11の報道で急遽帰国された時の映像でした。今回はその僧侶が、末法のインドで、法の立て直しに奔走してきたその人が、3,11の後の荒涼とした東北の海辺を弔って歩いていた姿を思い起こさせてくれました。その姿は親鸞、日蓮に重なりました。
 今年6月の宗教者会議で参加者からの「悟りについて」の質問に「自分一人の悟りがどうのこうのいうような、悟りなどなんぼのものか」と一蹴されました。上人の答は明快です。それはよどみない生き方から得た生きざまから来ている。
 また、お坊さんカフェします!
 年明け2月の満月か満月に近い日を選んで行います。次の映像は初めて帰国された2009年の時のもの。
お釈迦さまが悟りを開いた日にちなんで行いました。





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