2017年5月28日日曜日

一刻堂通信6月追加

挿入のため見られなかった記事について

お茶を飲みながらの会・新企画
6月18日(日)16~16時30分
一刻堂みみ読
第1話
森鴎外作「高瀬舟」 読み手 金池兼広さん  無料1ドリンクオーダー
総社結にて

一刻堂通信6月

   郷土史関係資料入荷しました!
 これまでは他府県の郷土資料がおおかったので、岡山の方にはご満足いただけなかったかと思います。「岡山県史」「岡山市史」はじめ、県内各地域の資料、考古資料、民俗資料や研究書も入りました。これまでの尾張国、伊勢国、相模国はじめ関東東北地方、出雲、伯耆、奈良など同様、ご利用ください。
アルミ仙骨調整施術会 6月15日(木)15時から19時
 安達さんによる施術会。腰痛、肩こり他、心身の不調に! 30分 3000円 
連絡先  090-4106-3866 安達まで
説明を追加









 入場無料 1ドリンクオーダー 少し早めにお入りください。
神力車 祥平 再び  6月24日(土) 13時~15時
   新月の日にやってきます!
 「新しい神話」~想像して創造する~
  18席まで 予約してください。
 入場料 4000円+1ドリンクオーダー
                15時半から通常営業となります
 (詳しくは裏につづく)


                       
わせ なつみ 満月に歌う 「祝詞コンサート」7月9日(日)14~16時
  18席まで 予約してください。
 入場料  3000+1ドリンクオーダー 
テキスト ボックス: 夏のイベント
新月から満月まで
 太古より人は大地と宇宙の運行を意識してくらしてきました。
 ことの始まる新月、成就する満月。太陽・☆の位置を意識してみると、今まで見えなかったものがみえてきます。夏至に最も近い新月から七夕のすぐ後に迎える満月に2つのイベントを行います。
 新月(6/24)山田 祥平さん 「新しい神話」
 満月(7/9)わせ なつみさん 「祝詞コンサート」どちらか1つでも2つともでもご希望の方はご予約ください。満席の場合は立ち席となりますが事前のご予約なしでの参加はお断りします。
 いずれも本日より、予約承ります。
 
















 絵はがき 「金魚」「ジャスミン」「蘭」の3点 孔版画
         山内登久子絵(三重 四日市在住) 店内展示「ニューヨーク」の作者
         販売中


6月の休業日 
定休日 第1土曜日、火曜日、水曜日、 
営業時間 日曜10時~19時、月・木曜日13時~19時 金・土曜日13時~19時半

 北区奉還町3-7-17 ☎086-362-7271 📱090-4418-3838

2017年5月26日金曜日

明日は西奉還町武士マルシェ

  西奉還町は奉還町3,4丁目です。島田筋で分断されていますが、その先が4丁目。つまりうちは西奉還町の真ん中に位置するわけです。一刻堂の数軒先にあるわいわい広場でで店が出るようです。
 一刻堂では今日に引き続き、大迷惑セールを店の前で行います!考えられない破格で出しますので、ご利用ください!
 13時半~19時まで。

大迷惑セールをおこないます!

 工事がやっと終わったみたいなので、今日から取りあえず日曜日までおこないます!
 ほんとうに終わっていたら、もう少し延長します。ほこりを被った品物ですが、もとはきれいなのです。
 うちでは入荷するごとに手入れをして出しています。工事車両が来なくなったので砂混じりの埃がなくなります。でも、これまでワゴンや出入口付近に置いていたものまで改めて手入れをするゆとりは(とくに心の)ないので、セールとさせていただきます。内容的にはいいものばかりです。安心してお立ち寄り、お立ち見していってください。ここまで値を落とすことは今後は考えていません。ぜひ、のぞいて見てください!
 今週の月曜日は、アイスは出せてもホットは怖くて出す気にならないほどガス代が揺れました。幸いお客さんがなかったので良かったのですが、お客さんの数も激減しています。喫茶の方では、アイスコーヒー、黒蔵茶(日替わりでアイスも)、ジュース・ソーダも用意しております。ご利用ください。

2017年5月25日木曜日

やっと終わったみたい

 何のご挨拶もありませんが、工事終了したみたいです。裏の家もリメイクが終わったようで先ほど静かになりました。安心してご来店ください。今後は駐車場として車の出入りがあると思いますが…。ここは商業車以外も出入りできるのかしら。反対から入ってくる車も増えてきているのでくれぐれもお気をつけて来てください。

2017年5月24日水曜日

総社の結でリハーサル

 「みみ読」をしてくださる金池さんが結でリハーサルをされるというお手紙をいただいたので行きました。
 「鬼火」に出演された富良野塾の方や結の常連さんに加えて横浜からの旅のお客さんも加わり、みみ読しました。奥さんの二胡の音がCDでバックに流れ、読み手の味のある声が人通りのない雨の日午後の微睡みに誘います。「読んでもらう」心地良さを体感できる側になり幸せです。「本を読んでもらう」のは、子どもだけの特権じゃない!
 6月18日(日)16時より、ぜひお出かけください!お茶を飲みながらの会です。

あっ、と言う間に!

 昨朝、8時未明、となりにヘリコプターが降りたのか、と思われる騒音でシャッターを開けました。1軒分の狭い敷地に小型とはいえ、ダンプカー、ローラーブルドーザーがバラスを敷き地ならしをする、入れ替わってアスファルトを載せたミキサー車らしきものが来てアスファルトをまき、人の手を借りながら平らにならしていく。アスファルトの臭いにいつまでも見ていられない。
 休みでよかった!地鳴りが体に響き、堪らない!家にいたくない。ふだんできない仕事をやっておこうと計画していたが、いざとなるとパニックだ。穴だらけでとにかく済まして、総社の勉強会まで自分を休ませてやることにした。手元にかつて、この店を開け渡して、その後このたび解体された古屋でリサイクルショップを営まれていたKさんから最後にいただいた「稲荷山温泉」の無料券があった。これまでもたびたびいただいていたが、お客さんにあげるばかりで行ったことがなかった。2枚ある。期限は5月末日。「薬湯で病んでいるところがあるとピリピリくる」と、言われていたため怖気づいていたのだが、入ってみて「もっと早くに来るべきだった」後悔の念に変わった。ゆっくり行きたい。夕べは、4時から6時半までの2時間半を過ごした。これではもったいない!館内着やタオルまで出してくれて23時間営業だから居ようと思えば1日だっていられる。今日は、お昼に総社に本を届けるだけなので、その後たっぷり時間がある。まさに命の洗濯をしておこう。このまま工事に付き合わされていては、自分が壊れてしまう。
 夕べの勉強会は興に乗りに乗って22時を回るまで続いた。店の前まで行くと、両隣に夜中の街の薄明かり受け、黒びかりしたアスファルト。その上に聞かれた真新しい白線と番号が「駐車場」と自己主張していた。今日は雨。これで工事から解放されるのか!?小窓の外に大型車の音!まだ何か?いい加減にしてくれ!

2017年5月23日火曜日

絵葉書

 友あり遠方より来る。50年ぶりに再会した友だちが孔版画の作品と絵葉書を送ってくれました。大学卒業後、某社のデザイナーとして働き、現在は地元でギャラリーを開いている人。ひと月ほど前、2泊3日で岡山に来てくれました。
 ほとんど2日と3晩ずっと話し続け、帰宅後、発熱して何日も寝込んでいたようです。その後の作品。店内に飾ってあります。絵葉書はたくさん送ってくれたので、本棚のアクセントに飾りつつ販売しています。(作者:山内登久子 ブログあり)

2017年5月22日月曜日

休業日

 久しぶりの休業日と思いきや!なかなか休めません。今世滞在時間が短くなってきているため時間の使い方も考えなければなりません。家でやらなければならないことも溜まっています。今日の騒音と埃には参りました。
 家にいては病の元。外での仕事をします。 細々したことを成し遂げたうえで、稲荷山温泉に行こうと思います。これまで隣でリサイクルショップをされてた小島さんからたびたび券をいただいていたのに、お客さんにあげるばかりで自分は行ったことがありません。5月末までのただ券2枚もらいました。骨休めを入れます。いろいろな薬湯があるそうで楽しみです。
 水曜日は総社で1箱古本市です。本の大幅入れ替えをします。乞うご期待!歴史、歴史小説を持っていきます。

25日からは静かな日々

 隣の2期工事が遅れています。今朝は8時台からトラックが出入りして埃と騒音に包まれています。夕方が待ち遠しい。
 工事予定を見るとどうや舗装工事がまるまる遅れているようです。明日、明後日は休業日で助かります。木曜には今日のような状態からは脱出するものと思われます。木曜日からは安心してお越しください。
 暑くなってきました。アイスコーヒーがよく出ます。グレープジュースも用意しました。黒蔵茶の仲間は、日替わりでアイスも用意しています。本日は、喉越し爽やかで体を中から温めてくれる「マテロースト」を用意しました。もちろん黒蔵茶の仲間はどれでも年中温かいものをご用意できます。
 今日は一日中開けっ放しにできません。中は涼しくしてお待ちしております。

2017年5月21日日曜日

佐々井上人講演会ご案内

 5月28日(日)ご帰国予定の佐々井上人の講演会予定が南天会より届きました。ご高齢故お疲れを考慮して、当店に立ち寄られてもお知らせはいたしません。以下の講演会へのご参加をお願いします。詳しくは、南天会ホームページ、事務局にお問い合わせください。
6/4  東京 南天会交流会
6/13 岡山 脱原発結集『仏教と核」14~16時半
       蔭涼寺 無料
6/18 広島 宮島講演会「南天竜宮城と平家一門」13時~16時半
       大本山大聖院 観音堂 1000円
6/20 愛媛 石手寺対談「同体大悲~人々の中へ」14~16時
6/21  高知 講演会 19~20時半
       土佐町農業環境改善センター 無料
6月25日以降は東京なので省略します。

  6月6日~12日10時~19時には岡山禁酒会館2、3階ギャラリーにて
「ブッダを背負いて天竺へ」山本宗補撮影 佐々井秀嶺展 開催されます。

2017年5月20日土曜日

一刻堂 みみ読

新企画です!
~あの名作を耳で読む~    6月18日(日)16時~16時30分まで
一刻堂 みみ読         一刻堂にて
第1話             参加費無料 18席 予約無用 立席ご免   
森 鴎外・作         お茶を飲みながらの会とします。
「高瀬舟」          1ドリンクオーダー願います。
読み手 金池 兼広さん(もりのいえ”かね房”)主宰)
 
 兼広さんは、先日、二胡を演奏してくださった金池多規子さんのお連れ合いです。折よく母の日でした。2,3日前に「予約、間に合いますか」と、来てくださったお客さんがありました。二胡好きのお母さんとご来店くださるということでした。私も見習って、母にプレゼントを送りました。
 本は子どもからおとなまで、誰でも楽しめます。読書は、目だけでなく、耳でも味わえます。お子さんと、お年寄りと、お誘いあわせの上、お越しください。

2017年5月19日金曜日

明日は臨時休業いたします。

 いつもは第1土曜日が休業日ですが、第1土曜日の用が第3と入れ替わったため、恐れ入りますが、臨時休業させていただきます。日曜日は10時より営業いたします。

2017年5月18日木曜日

聖徳太子コードin岡山

 一刻堂において7月12日(水)、13日(木)、8月17日(木)、18日(金)、4日間7エピソード行います。
 内容について詳しくは「フェイスブック ベッキー」をご覧ください。講師は中山康直さん。中山さんのづログにも各地での様子が出ています。当店にお問い合わせくださる場合は📱090-4418-3838まで。
 予約受付は、4日間連続して受けられる人優先で行います。申し込みはベッキー又は、一刻堂まで。定員15名~18名。定員になり次第締め切ります。

2017年5月15日月曜日

6月の貸席予約受付中

 6月、7月、8月のイベント、貸席、かなりいっぱいになってきています。ご希望の方、団体はお早めにご予約ください。

仙骨調整施術会18日(木)

 おなじみ安達さんの施術会。
15時から19時。30分3000円。心身共にリフレッシュして梅雨に備えましょう。 トッポンチーノのお話聞きたい方もどうぞ。

黒蔵茶友の会

 会員の皆さん。そろそろ黒蔵茶が無くなりつつあるのではないでしょうか。
 ご来店がなくても着払いで発送しております。お申し込みください。なお20年もの黒蔵茶も値下げしてお送りしております。Ⅰ袋9504円とたいへんお得になっております。箱入りではないので、送るときに十分気をつけて包装します。こちらも合わせてご利用ください!

2017年5月14日日曜日

本日二胡コンサート

お待ちしております。
 昨日本が大量に届いて作業中です。お邪魔かと思いますが、隅の方に置きます(置ききれない!)2箱分は値付けも終わりましたのでお買い上げいただければ幸いです。ほぼすべて歴史関係です。
 演奏は14時から15時。少し早めに来ていただければお茶が出せます。演奏中に来られた方には、終わってから出します。
 16時より普通営業します。営業は19時まで。

2017年5月13日土曜日

関裕二の本多数入荷

 歴史の本、かなりの量入りました。リンゴ箱くらいの段ボール8箱。整理に時間がかかります。来週の休業日以降には出す予定です。今夜はやっと2箱分手入れしました。明日のコンサートまでには並べられるようにします。
 中に本日のルネスホールでの講演者関裕二さんの本も多数ありました。お楽しみにご来店ください。
 総社の方へも持っていきます!

2017年5月10日水曜日

新月から満月まで

 日本列島に古来より暮らしてきた私たちの先祖は、月の運行(満ち引き)を観察し、動植物の息吹を感じながら暮らしてきました。太陰暦、旧暦の中にその名残を見ることができます。
 今回は月の動きを気にかけて企画しました。6月24日(土)は新月です。新月はことの始まりのとき、満月はことの成就のとき,7月9日(日)です。満願成就を願いこの両日にそれぞれ祈念のイベントを行います。
 未だ名称、内容など詳細は決まっておりません。講師や演者をお知らせすればお分かりになる方も多いことでしょう。行事などご予定の中にお入れください。

6月24日(土)13時~15時まで
 山田祥平さんによるお話 演題「未定」

7月9日(日)14時~15時半まで
 祝詞コンサート 詳細未定  祝詞シンガー わせなつみ

二胡コンサート14日(日)

 女性ふたりによる二胡コンサート
奏者 金池多規子さん 小野紀子さん
   5月14日(日)14~15時  入場無料  14席程度 立ち席ご免
   予約いりません 1ドリンクオーダー
 お茶を飲みながらの会です。少し早めに来て、お茶を飲みながら、ゆっくりしていってください。立ち席、遅刻の方は演奏終了後、オーダーしてください。

1箱古本市

  総社線さんでほぼ常設に近い状態で置かせてもらっています。少しずつ入れ替えをしています。今日は入れ替えにお邪魔します。旧堀邸は今日から屋根の吹き替えに入るそうです。茶館はざじさんの都合で、今日と来襲水曜日はお休みだそうです。

2017年5月8日月曜日

関裕二氏講演会

詳しくは1つ前のブログで紹介しました。ご覧ください!

5月13日(土)16時から19時半の営業となります。

 勝手ながら、緊急の講演会が情報が入りこのような営業時間とさせていただきます。
歴史作家の関裕二氏の講演会です。
   演題「ヤマト政権の中心に立ち続けた吉備と物部氏」
  13時から15時30分
  会費2000円 定員150名
  会場 ルネスホール
申し込み先石上布都魂神社宮司 物部明憲(086-724-2179)
 
「消された王権・物部氏の謎」「ヤマトタケルの正体」「おとぎ話に隠された古代史の謎」など
当店にもあります。

総社芸術祭「鬼火」に寄せて

 5月5日吉備線に乗って行きました。市民参加で作る劇です。あれだけの人数の参加者を動かして舞台を作っていくのはさぞ大変なご苦労をされたことだろうと思います。
 物語のテーマもいい。子鬼からもらった鬼火によって親が生きていく。生かされていく。わたしたちは大人になるにつれ生かされている意味を忘れていってしまいがちです。 
 我が娘は生まれて三度こんな話をしてくれました。小学校に入る以前のことです。
「お空にいたとき、ふたりに女の人がいて、ひとりはハッピイそうな人、ひとりは困って苦しそうな人。後ろから声がして、この人は今は苦しんでいるけど、後からハッピーハッピーになるよ。どっちにしようかなとみていたら、後ろからドンとおされて、お母さんのところに来たんだよ」
 二度目は、成人したころでした。誕生日にまだ小さかったころこんなことを言っていたと話したら、「そうだよ」と、もっと詳しく話してくれました。
 三度目はつい先日、娘の誕生日の頃です。じつは今年になって、店に「ママとパパをえらんできたよ」(三交社ROSSCO著)がある方より届きました。娘の話をしたら、「2000年以降そういうことをいう子たちが増えているそうよ・・・」
 うちのは1994年生ですが。機会があればしりたいところです。わたしには残念ながらその記憶はないです。毎年娘は「産んでくれてありがとう」と言ってくれます。わたしにはそんな感謝の念がありませんでした。生まれたくなかった、生きていたくないと言った否定的な気持ちの方が強かった時期さえありました。きっと自分の中の鬼火を忘れていたのでしょう。遠い祖先から受け継いだ自分の内にある鬼火を思い起こさせてくれるいい作品でした。
 感謝!

2017年5月5日金曜日

明日は第1土曜日ですが営業します!

 いつも第1土曜日は大阪に行っています。今月は第3土曜日に変更になりましたので、勝手ですが、営業いたします。郷土史など大型本がたくさん入りました。臨時休業中は他の仕事に追われていた上に、買取も入り大変でした。手入れがすみ次第並べます。明日も入れていますので、ご覧ください。
 13時から19時半まで営業。

2017年5月4日木曜日

「妖怪ショー」をするよ!

 7月の土曜夜市で、「妖怪ショー」をします!鳥取から目黒大路さんという舞踏家、振付師に来ていただきます。昨今は「怖いものなし」の世の中。本当は恐ろしいことだらけなのに・・・。子どもたちよ!ほんとうを知れ!妖怪のふるさと鳥取から一刻堂にやってくるぞ!
 詳しいことは、妖怪と打ち合わせ次第、ホームページでお知らせします。

奉還町商店街100円市

 一刻堂はもっと安い!ワゴンセール中です!
 アーケードが切れると商店街は終わりだと思う人は奉還町を知らない人です。アーケードが終わって3,4軒先が一刻堂。今は両脇を空地にはさまれて陸の孤島のようになっています。
 一刻堂の先にも商店街は続きます。信号を渡った先には「カド」やゲストハウス「とりいくぐる」、おいしいうどんの「高松や」、八百屋、お菓子や、化粧品や、石やなど昔ながらの生活に根差したお店があります。せっかくの連休です。アーケードの先までお運びください!
 良い本そろえて、待ってます。お茶をしながらのひと時をたまにはお過ごしください。 
 本日と土曜日、13時~19時。日曜日10時~19時営業しております。

2017年5月2日火曜日

ほんの紹介


 今日紹介するのは「地名」の話である。ずうっと、昔、先祖たちが名づけた土地の名前である。
 平成の大合併と称して、町村合併がされ、受け継がれてきた町名が失われていった。『日本の地名』で谷川健一は、弥生以降の地名がその意味とともに失われつつあるとしている。記紀神話に登場する各地の地名を読み解き、弥生以降の人々が私たちに伝えようとした事柄を丁寧に解いて見せる。
 地名は、漢字や万葉仮名で書かれたものばかりではない。漢字で表せないのか、当て字さえできないのか、カタカナ地名やひらがな地名も多くある。漢字以前の伝承地名であろう。地域に伝承された地名情報は、重要な先祖からのメッセージであると、かねてより注目してきた。それがたとえ文書にされていなくともそれこそが大切な言い伝えなのである。
 楠原祐介は『この地名が危ない』の中で、ずばり「災害地名学」を提唱されている。大昔の人々からのメッセージを積極的にうけ止めようとする姿勢で書かれたこの書は面白いだけでなく、意義深い。
 『葦』を「あし」とも「よし」とも呼ぶように、地名もすでに、713年「好字をつけよ」とする詔によって書き変えられられているものもある。ここで古代からの知恵は寸断されたことになる。それでもなお、カタカナ、ひらがな表記によって残ったものもある。地域の口伝から類推できるところもある。谷川氏や、楠原氏のような研究者も存在する。 
 かくして、キラキラネームにも似た地名に置き換えられ、忘れ去られようとしている今、地名に託されたメッセージがほんのわずかな人々の緻密で地道な努力によって、読み解かれ受け継がれようとしている。古本屋は消えゆくこれらの人たちの努力を応援したい。どちらも岩波新書である。

2017年5月1日月曜日

癒されに来てください!

 女性ふたりによる二胡コンサート
奏者 金池多規子さん 小野紀子さん
   5月14日(日)14~15時  入場無料  14席程度 立ち席ご免
   予約いりません  
リクエストある方は、7日くらいまでに一刻堂までお寄せください。(電話で結構です)日曜日の午後のひとときお茶を飲みながらの会でゆっくり過ごしませんか。