2016年12月29日木曜日

年の瀬に届いた極上の酒

 小学校6年生と中学校3年生のクラスメートから今日酒が届いた。
 還暦を過ぎて農業を始めたということはかねてより聞いていた。同じクラスの友だちがそこから米を買っていることも聞いていた。美味しいと評判で、嫁ぎ先が農家で自宅で米を作っているのに、全部売って、彼から買っているという人もいる。本人がそう言っていた。そんな美味しい米ならてべてみたいとつぶやいた。
 3年前からは酒作りに挑戦していると聞いていた。中学を卒業して、かれこれ50年近くになる。その間一度も会ったことがない。
 高校まで過ごした市を離れて40年余り、訪れたことのない小中学校。忘れられていても不思議はない。そんな私にまで新米杜氏が作りたての全国の有名産地の米で作った純米生酒を送ってくれた!
 夜までかかっても掃除が終わらない。明日は帰省を兼ねた旅に出るというのに。もう打ち切りにして新年やればいい。それより早くお風呂に入り、お酒をいただいて寝ることにしよう。明日は志摩に向かう前に西宮戎神社に寄るのだ。昼に届いてすぐ彼に電話した。
 「思いっきりやりたいことをやってるぞって自慢したくて送ったんやから何にも心配せんといて。そっちも思い切りやっとるようやね。みんなに聞いてときどきブログみてるよ…」
 元気に生きていることが張りのある声で分かる。50年の時を一気に越える。
 最期の時を迎えるまで自力で生き続けようぜ!ブログを書きながら飲んでます。
 すっきり爽やかな辛口はあと口がいいので何杯でもいけそう。調子に乗り過ぎて、寝過ごしてはいけない。明日は1番に乗り、帰省の人波に乗る。
 ごちそうさまでした。

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