2017年6月14日水曜日

佐々井上人

 上人の講演会「宗教者と核」に行きました。上人には体のむくみもなくお元気そうでなによりでした。
 集まったさまざまな宗派の宗教者、僧侶、在家に対して訴えられたことは、信仰とは元は一つであり同じである。宗派を越えて、すべての生けるもののいのちを守るのが宗教者の役割である。自分一人の悟りを開いて何が悟りであるか。上人は去年店に来られて、インドの初めての核実験の作戦名「スマイリング・ブッタ」であり、ブッタの生誕祭である5月12日に行なわれたことは許せないとおしゃった。5月12日は私の誕生日でもある。不快である。
 原発に「もんじゅ」「ふげん」などと仏の名をつけるセンスにもあきれる。少なくとも仏教と仏教徒に対する侮辱であろう。福島事故以来、ベトナムの原発建設中止や台湾第4原発の中止、台湾では市民の烈しい反対により政権交代により2025年全原発廃止が決定している。被爆国であり、原発事故を経験している「仏教」国、日本は核を売る国でもある。
蔭涼寺にて講演する上人

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