2017年6月8日木曜日

縁を感じて

 2日間の休みに三次市三和町に行きました。三和の羽出庭にある国光城は元は三浦一族の出だそうです。三浦氏が滅んで西日本へ落ち延びた三浦義晨(のち福島国光と名乗る)の城ということです。
 かつて4年前まで私が住んでいたのは、三浦一族の居城、衣笠城のあった衣笠山の隣の山にあり、桜の頃には衣笠山のカラオケ大会のにぎやかな歌声、笑い声が届いたものでした。
 国光の城も山城です。その裾にある古民家で、月に何日かを過ごすようになりました。城跡には、未だ登ったことはありませんが、『朝霧の町』といわれるだけあって、早朝には霧の中。家の下方を板木川が流れ、家の前を行く用水、城から流れ落ちてくる山水のハーモニー。うぐいすが鳴き渡り、一面お花畑のお向かいの庭に蝶が舞う、のどかなところです。
 夜には、カエルの大合唱が心を和ませてくれます。もうすぐホタルも飛ぶそうです。来週は飛びそうなのに行けません。残念!タヌキ、シカ、イノシシも姿を現します。
 この町は人口的には、カエル、タヌキ、シカ?イノシシ?ホタル?人間の順かもしれません。暗闇の夜がはなやぐ山村です。そのうちご招待いたします。

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