2015年9月25日金曜日

秋分の日、地球の平和を祈る3

 天河神社に向かった。以前から気になっていた神社が映画になっていることを知ったのは、お客さんから貰った1枚のビラだった。
 「地球交響曲第八番」上映会は出かける日9月21日。午前中鑑賞。一緒に見た人たちと簡単な昼食を摂りながら交流し、2時半のバスで大阪に向かう。こんな旅の始まりだった。
 鳥居をくぐると、大きなテントが張ってあった。机の上にたくさんのチラシ。「あ、この映画見ました」いうと係りの人が「監督さんがトークされています。急いで上がってください」声をかけてくれた。
 能舞台の上には一昨日見た人たち。天河の宮司さん、能面打の見市さん、バイオリン製作者の中澤さんと奏者でお連れ合いのきみ子さん、そして始めてみる顔は監督さん。出会ってしまった!余りの偶然に唖然!最後の30分ほどだが、興味深く楽しく拝聴した。
 樹の精霊に出会う、というとすぐにスピリッツアルなことばかり連想し、否定的にとらえる人がいる。見市さんの話は科学的だ。広葉落葉樹の生きのびるための知恵と力を永年、樹と格闘してきた彫り師が木目を観察してとらえ、掘ってみて考察して導き出した手応えだ。熟練した者のみが知っている。広葉落葉樹は真っ直ぐに育った針葉樹に比べて掘りにくいが、やってみると掘りやすい。自分の手が針葉樹に慣れていただけだ…というようなことを語っておられた。落葉樹は葉を落とし、土に帰って養分となり、海にも栄養をもたらすばかりか、生きようとする彼らの進化は光を求めて伸びようとして、複雑に伸びた幹や枝にもその進化のすごさがあると。深い話であった。
 次回は精霊の声を聞くの部。
各地で上映会が予定されているようです。何枚かいただいて友だちに送りました。一番近い上映会は9月26日(土)神奈川県秦野市はだの上映委員会に問い合わせてください。TEL08055566950 たくさんの人が地球の平和を祈るように

0 件のコメント:

コメントを投稿