2016年9月9日金曜日

秋の恵みⅡ

 柿渋を搾りに行きました。2年前に絞った柿より糖分が少なく発酵がゆっくりです。その分渋みが多いのか?時間がなかったので、絞りを来週に遅らせることができました。自然のペースに合わせます。柿の木を1本まるごといただいた方から栗をいただきました。初物です。柿渋仲間といただきました。店のお客さんにもお裾分けしています。まだありますからお立ち寄りください。
 露地もののブドウも味わいました。山の方でも収穫期なのか、8月中夜通し鳴り響いていた動物脅しの空砲が2日間ともしませんでした。朝には必ず倒れていた猪やタヌキでしたが、誰の遺体も見ることもありませんでした。ラジオによると、猪は通常、母親と子どもを単位に数頭の群れで行動し、餌場にしたところのものを食いつくすまでやってくるそうです。雑食で木の実から稲、肉からミミズまで何でも食べる。江戸時代の岩手の史料に、猪の集団がいくつか合体して、百頭単位で出没し、野山、田畑を食いつくして、けかち(飢餓)を引き起こして、三千人の人が餓死したという記録が残っているそうです。岡山でも広島でもジビエ料理が流行っています。
 動物と人間、人と人、ほどほどの棲み分けが必要ですね。

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