2017年2月1日水曜日

兵庫県警総社警察署の謎

 定休日にもかかわらず火曜日丸日確定申告書を書いて疲れた私はまた総社の街を訪れました。「兵庫県警総社警察署」の謎を解くために。
 横溝正史のふるさとのひとつを名乗る総社、まちかど郷土館では、前回尋ねたころイベントとして横溝正史を取り上げていました。初回ここを訪れた際には、あの「兵庫県警」の表札には気づかずその展示を見ていました。複雑な家庭に生まれた正史は、戦争中一時岡山県総社市、真備町に親戚を頼って疎開していたことがあり、この企画となったそうです。
 「悪魔の手毬歌」は実際に彼の知り合いの薬局の店主が被害者の殺人事件でそれを取材して描いたフィクションです。岡山と兵庫の県境の鬼首村を設定したところから「兵庫県警総社警察署」を創作したのは、説明をしてくださった学芸員さんでした。私と同じ問い合わせをした人が多数いて、うまくいったと喜んでみえました。まんまとのせられました。

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